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2008年11月23日
昨夜未明、大沢樹生が死にました…
「生きる」という字を持って
死までの長い旅をする男の写真を撮りました
(2008年10月 自宅にて)
ついに発売されました!
「昨夜未明、大沢樹生が死にました…」という彼の本の中の写真撮影で
彼のポートレート、そして息子と新しい奥さんの家族写真など。
私の中学校ライフ
もうジャニーズに きゃーきゅー言うのも子供っぽいかな?と
思った思春期だったが、会話は「光GENJIの誰がいい?」
諸星和己が歌いながらテレビに向かってウインクされるのに
ズキュンときて、「やっぱりカー君カッコイイよね」なんて話していたのを思い出します。
その光GENJIの中に一際大人っぽく、ジャニーズらしからぬ真面目そうなそして気難しそうな男の存在がいた。
きっと日本中が
「なんでこの人光GENJIのメンバーなの。。。」と思ったはずです。
光GENJIの7人メンバーの中一人で、
その前はイーグルスという三人の中の一人。
光GENJIが解散する前に脱退している。
ミキオくん、ミッキー、、、と呼ばれていた彼だったけど、
自分が自分らしくない存在になっている事が歯がゆくて
(いつまでローラースケート履かなきゃいけないんだよ?)
エンドレスにスケジュールが埋まっていくのに心がついていけなくなったんだろうか?
それが普通の人間なのかもしれない。
彼はとても繊細で感受性の強い人で、
正直で男気溢れていて、曲がった事とウソが嫌い
人を騙すこと、、、何より自分を騙しながら生きているのが辛かったのかもしれません。
未だ、純粋なガラスのアラフォーです。
撮影の日の日記はこちら→元アイドルの純粋さに触れる一日
どう見られるか?どう見せたいか?
とにかく真剣に撮影に取り組んでくださって、そしてサスガ俳優!という撮られる時の一瞬の空気作りが上手くて、
こちらも勉強させられました。
須藤「カプリコのCMとか、すごい衣装でしたよね(笑)
ジャニーズの衣装って、あの時代、THEアイドルだったから
今見るとビックリする衣装でしたねー」
と話すと
大沢「うん、終わってから破り捨ててた事もあったよ(若かったし)」と。
なんて話までしてくれて、
無口な人なのかと思ったけど、本当に素敵な優しいお兄さんでした。
自問自答を繰り返す苦悩の光GENJI時代の裏話、田原俊彦、近藤真彦、ジャニーさんとの共同生活の話、
尾崎豊さんに17歳の誕生日の日に「十七歳の地図」を歌ってもらうという、ハンパなく羨ましいエピソードや
バブルの不思議ニッポンあの時代の懐かしい話、
遊びの恋、真剣な恋愛、結婚、離婚、再婚、息子の病気、男一人での子育ての話、、、、
本に向かって「え?ウソ!!そうだったの?」
「わかる、わかるよーミッキー」
「泣かすなー、息子、、、」と話しかけてしまうような本です。
喜多嶋舞との離婚の時、
「ママとパパ、どっちと暮らしたい?」という問いに
レイジ君の言った言葉
「パパは僕がいないとダメになっちゃうから、パパと暮らすよ」
助け合って共に生きる事を
この父と息子から感じました。
自宅の屋根の上で、二人を撮ったのですが
その写真は、まるで映画の中のような、、、
そして映画以上の二人の本物のドラマをぜひこの本で読んでください。
昨夜未明、大沢樹生が死にました…
著者 大沢樹生
カンゼン (2008/11 出版)
価格: ¥1,365 (税込)
撮影 須藤夕子
サイン会に行こう!!
福家書店 新宿サブナード店
大沢樹生さんサイン会
開催日時:2008年12月07日 (日) 13:00~
http://www.fukuya-shoten.jp/event/
Posted by Yuko at 2008年11月23日 03:43
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