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2008年02月06日
[作家]柳美里 @鎌倉
これほど、嗚咽するほどインタビュー中に泣いたことはない。
インタビューは
彼女の恋愛感についての事だった。
彼女の生きてきた背景は、一言で語るには難しい
超えられそうもない壁が次から次へとあり、
なかなか避けられない困難と言う穴だらけの道を進まなければいけない、、、
そんな人生だったんじゃないかと思う。
~芥川龍之介賞を受賞作家~
これだけで、人は幸せだろうなと思う人もいるかもしれない。
在日韓国人として受けた差別、
複雑な家庭環境、シングルマザー、
ソウルメイト世界中で唯一信じられる相手の死、
うつ病、
才能を自分で封じ込めてしまう程の闇
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Wikipediaより
東由多加と約8年間同棲し、別れたが最後まで友好があった。
別の男性の子を妊娠したが破局し、その時も東はよき相談相手であった。その後、東の自宅で同棲を再開。柳の長男を一緒に育てた。東の臨終に立ち会うことは出来なかった。東は18才の柳に「あなたは演じるより書きなさい」とアドバイス。「私のたった1人の師で、柳美里という作家を生み出した人。最期をみとれず悔しい」と東の葬儀で語った。
2008年2月に自身のブログに「子供を8時間ひっぱたき、学校休ませ、罰として朝食も昼食も与えなかった」と記述し、この書き込みを見た読者から非難を浴びた。このほかにも子供の泣いているところを写真に撮ってブログ上に掲載したり、「糞野郎ッ!」とまで書き込んでいた。この件で通報を受けた児童福祉司が3人(男性2名、女性1名)、柳の自宅に訪ねるまでに至った。その後、柳は一連の書き込みがフィクションであり、計算の上での投稿であったとした。
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鎌倉の駅前のコーヒー屋でインタビュー
予想以上に彼女の顔は穏やかで優しい。
新しい彼の話をしてくれました。
何も隠さず、すべて、
何もこの人に嘘がない。
一言一言が小説の中の言葉のようで聞いてきて気持ちいい言葉ばかりだった。
私が泣き崩れた言葉はこれだ。
「仕事で知り合う人は、友達にはなれなくって、私は友達がいなかった。子供には、生きてるのがつらい、なんて口が裂けても言えない、誰か話す相手が欲しいって心から思ってその思いが振り切ってしまった時に、『さみしい』って言葉まで検索エンジンで捜してしまったんです。」
「寂しいを検索してしまう、、、」
この言葉で私は泣き崩れた。
そして同時に抱きしめてあげたいと思った。
ネットで知り合った兵庫県に住むコンビニでアルバイトをしている19歳の男性と知り合い、恋に落ち、現在同棲していて、彼は子供の幼稚園の送り迎えまでやってくれたと
幸せそうに話していた。
どれだけお金がある人や地位のある人が目の前に現れても
心が動かなかったと。
ものすごく共感してしまった。
もう恋なんてしたくない、、と私もたまに思ってしまう事もあるんだけど、
やっぱり人は誰かと会話をしたいし、触れ合って、支えあわなければ生きていけないんだと思う。
相手をどれだけ思いやり大切にできるか?
そして大切にしてもらえるか?
シンプルにそれだけを考えて恋愛をすればいいんだと
教えてもらいました。
新しい恋ができそうです!
いや、もう恋はしたくない。
愛したい!
鎌倉にて雪がふりそうな雨の中
小町通で撮影
美里さんと小学校1年生のお子さんの二人の写真を撮った。
彼女の生き様と二人の壮絶に生きてきた関係性、
エキセントリックな愛の形を収めたいと思いながらシャッターを押した。
翌日、私の写真を受け取った編集の方から電話
「須藤さん、、、(沈黙)」
(え、何?写真だめだったかな?起こられる?ドキドキ)
「須藤さん、写真、最高です!バッチリです」
また嬉しくて泣いた
愛いろんな形があるんですよね。
またいつか二人を撮影できるといいな~
Posted by Yuko at 2008年02月06日 01:16
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