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2006年01月08日
ウルトラマンセブンが会いに来る日
「メイクアウィッシュ」 団体をご存知ですか？
難病の子供の夢を叶えるお手伝いをする団体がアメリカにあり、ここ日本でも実はあります。そしてその夢を叶えた4人の子供の取材行ってきました。そのうち二人は夢をかなえた後すぐに亡くなってしまいました。
どんな夢？
ベッドの中で、どんな夢を膨らませたんだろう？
◇山崎直也くん（伊勢原）（他界）
9歳で小児ガンで他界
夢は「砂を踏むとアチチというような南の島で泳ぐこと」
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家族でハワイに行きました。
◇関龍之介くん（茨城古河市）（他界）2005年の1月に3歳で巨大血管腫で亡くなりました。
夢は「ウルトラマンセブンとガイヤに会いたい」
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病室に本物のウルトラマンとガイヤが応援しに着てくれました。
◇中村周平くん （浜松市）（15歳）8ヶ月で、ウェルドニッヒ・ホフマン病と判明し、1年半の命と言われながらも
今も前向きに頑張っている。
夢は「USJに行きたい」
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映画が大好きな周平くん、タイヤのついたベッドでＵＳＪ家族全員で行きました。
◇岡愛美ちゃん（福岡）（17歳）
6年生のときに脊椎腫瘍が見つかり、抗癌治療や無菌室での治療などを重ねて退院するが、中学に入って今度は脳に再発が見つかる。
夢は「ゾウの飼育係になりたい」
↓
飼育係のユニホームを愛美ちゃん用のサイズで作ってもらい、餌やフンの処理など、ゾウのお世話をしました。
■今日、最後の取材の愛美ちゃん、
夢をかなえた話を嬉しそうに話す彼女の目を見て、私も嬉しくて嬉しくて涙をこらえながら話を聞いてました。
入院する前、子供の頃はたくさんの夢を持っていたけれどもツライ治療が続いて、病気を治す事だけに一生懸命だったから、自分が夢を見る、夢を持つ事なんて全く考えなかったんです。
でも、このメイクアウィッシュの話が着てからは、心がパーッと明るくなって、ハードな治療も乗り越えられ、忘れていたモノ
「夢を見ること」
「ワクワクする気持ち」
「笑顔」これを取り戻せたんです。
とキラキラした目で話している愛美ちゃん。
どして、動物が好きなの？
「動物はこっちが優しくすれば、必ず優しく答えてくれて、ちゃんとお世話をしてあげれば、おたまじゃくしでも、蛙に成長してくれる。
優しい所が好きだから、、、」
健常者である私、そして、年を重ねる事で贅沢になっている私は幸せの見つけ方を忘れ、小さな幸せでは満足できなくなっています。
彼女達から教わった事が、本当にたくさんあり、それを忘れないようにしようと思いました。
夢を持つ力が、不思議なパワーになり、奇跡を起こすんだと、思いました。
私も限界まで頑張ってみようと思う。
それから、病院から抜けられない子供達に私が何かできる事が絶対にあるし、行動に移さなければと思いました。
■写真は ウルトラマンセブンが病室に来てくれた時の関龍之介くん
セブンが来るまでは腕を曲げる事なんてできなかった、こんな笑顔を見せてくれるとは思わなかったと涙しながら話すお母さん。どんなに嬉しかった事だろう。
ライター彩さんより
◇山崎直也くん（当時9歳）
両肺がガンで埋め尽くされ呼吸困難になる様子を見て、泣いて医師を呼ぶお母さんに「もしナオが死んでもおかしくなっちゃダメだよ。明るく元気に生きなきゃダメだよ、分かった？」と震える声で伝え、落ち着いてから「～お母さんがナオのためにしてくれたこと、ナオ全部わかったよ。先生早くって叫んでたよね。～」と、自分が死んだ後のお母さんを心配していました。
◇関龍之介くん（当時3歳）
毎朝、病院に来るお母さんに「お母さん大好き」と言っていた小さなリュウくん。1歳から入院生活、3年の人生の中で唯一子どもらしいことをした経験がウルトラマンと会ったこと。もう切り落としましょうと言われていた右腕は必殺技を返すために奇跡的に動くようになりました。
◇中村周平くん
ストレッチャーと人工呼吸器なしでは生きられない周平くんを華奢なお母さんは毎日抱いて階段を降り、授業に付き添います。夜中も2時間おきにタンをとり、手の位置を変えてあげなければなりません。周平君にお母さんへの言葉を聞けば、数秒の沈黙後「ここでは言えません」と言われました。
◇岡愛美ちゃん
強い抗ガン剤投与は髪の毛も睫毛も眉毛も抜け落ちます。髪の毛が抜けてきて、自分で「これの方が早い～」とガムテープで明るく抜いて見せた愛美ちゃん、その晩1人ベッドの中で泣いたそうです。6人の研修医がしても上手く血液をとれず苦戦している最中、心配な母を早く買い物に行けと怒鳴ってでも言ったのは、苦しむ自分の姿をお母さんに見せたくなかったからです。
あまりにキツイ治療、闘病をしているのに、自分よりも親のことを思いやって行動をする子どもたちがあまりに尊くて。
つ長文になってしまいました。夕子さん、ありがとう☆
Posted by Yuko at 2006年01月08日 23:45
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Comments
このようなエントリに申し上げるのは心苦しいのですが、
「ウルトラセブン」ですよ。
Posted by: マンセブン at 2006年03月12日 20:40
