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2014年02月08日
初めて雪の上に立った日
絞りを変える手が動きません。【f8】
箸置きのウサギです。
朝起きると南国に雪が降ったかのような不思議な絵に毎年驚きの朝を迎えます。
産まれた日も雪でした。
私の産まれた日も雪が降っていたそうで、
その日はどんな一日だったのか?父や母からの話を何度も聞いた。
父はその日仕事関係の人との飲み会があったそうで、
そう、金曜日だったみたいなんだよね。
産まれたのを飲み会の場で聞いたと言っていたけど、昭和の父親は
そんなモノだろう。
産まれたというのを電話で聞いて、乾杯は「おめでとう!」に変わったのだという話を嬉しそうに話す。
きっとその日のお酒は美味しかっただろう。
誕生日は娘と二人でマンションの向かいのカフェにケーキを食べに行こうと思ったのだが、
歩いて1分くらいの場所が辿り着くのだろうか?と玄関先で立ち止まった。
「せいちゃん、頑張って歩いてみよう」
横から上からの吹雪の中、娘とキャッキャして大笑いしながら歩いた。
飛ばされそうになりながらも楽しむ娘、小さな手はギュッと私の手を離さず
「雪」と言う言葉を覚え、スノーマンの正体を知ったのだ。
父の雪の日の思い出話のように、私も今日の日の事を誰かに何度も話すだろう。
Posted by Yuko at 2014年02月08日 17:06
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