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2008年08月24日

グランドゼロの写真  現像しなかった一本のネガ

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アメリカ同時多発テロ911事件から一ヶ月も経たない2001年9月末

私はツインタワーに突っ込んで行ったあのグレーの機体と同じ
ユナイテッド航空でNYに行ったんです。


旅行や海外出張に行く時は必ず母に「●●に行ってくるね」と
電話をするが
この旅だけは言わなかった。たぶん反対はしないけど心配はするだろうと思ったから。

2001年9月に実はホテル&レストランという雑誌の取材撮影があったのですが
911にテロが起きてこの出張は中止になるという電話を編集者から貰った時に
フリーランス2年目の私は
「一人で自腹で行きます。取材してきた写真と原稿を買ってもらう形なら行ってもいいですか?」

ガラガラのユナイテッド航空のチケットは安く、
たしか燃料サーチャージなどあの頃はもちろんなかったが
5万弱だった気がします。


無事にマンハッタン到着。いつもより元気のない街だった。

いろんな人の話を聞いた。
「もう来月日本に帰るんだ」
「地元のフィラデルフィアに帰るよ。」
「仕事がなくなった」
「911 あの日は献血に行って血を分けてあげたりボランティアをしたよ」
「ビルが落ちてくる瞬間50m手前くらいにいて走って逃げたんだよ」
「自分は無事だったけど友達が亡くなった」
「グランドゼロから遠く離れた場所でも今でも変な匂いが消えないんだ」

グランドゼロ界隈は閉鎖されタクシーも入れなく
一般の人もなかなか入れないような状態だった

友達の友達が
「うちの屋上からグランドゼロが見えるから写真を撮りにきたら」
と言ってくれた

その時に撮った写真がこれです。
あの大きく聳え立っていた世界貿易センタービルがこんな姿になってしまい、ただただ信じたくないと思った。


一本のモノクロのネガは引き出しにしまったままだったけど、
昨日 現像しました。h25_025.jpgh_023.jpghhh_012.jpg
    2602
  死者の数です。

悲しみの数は無限にあり、2602個の未来と夢が一瞬にしてなくなる悲劇を自分がどう感じなければいけないのか?
「悲惨」だとか、そんな「対岸の火事」のような言葉で終わらせられないような
とにかく、どうしていいか分からず自分の小ささが哀れだと思った。
NYからたくさん元気や頑張ろうという刺激を貰い続けてきた
どんな形でもいいからNYに何か恩返ししたい。と思う。

事件に巻き込まれ亡くなった犠牲者の方
心よりご冥福申し上げます。015_015.jpg
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一番最後の写真の旗を
ぱっと見た瞬間 バンダナをした黒人(アメリカ人)が空に向かって中指を立てているかのように見えた。

ASK questions Think for yourself Wake up and you will make the distance
疑問を持って、自分のために考えてください。気付けばあなたも変わるはず。
911ミステリーTV番組よりミステリー1
ミステリー2

真実はまだ分かりません。
一つの事をただテレビを見て、そのままを受け止めうだけでいいんだろうか?
伝わらなかった事は山のようにあり、誰かの感想を自分の感想にするだけで
終わらせていいんでしょうか?
自分で見て感じて、疑問を解決していかなければいけないです。

なぜ?
テレビや新聞やメディアが言っている事が全て正しいのではない
全て受身で終わらせる人生に私はなりたくないとこの事件を通して思った。

MIXIへのコメントたくさんありがとうございました。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=911794975&owner_id=312395

皆さんのコメント(MIXI)
光力眼 2008年08月24日 16:56 戦さの跡でもない悲惨な現場ですね。
やがて4年が経つんですね。
忘れちゃいけないんですよね。 みり姉 2008年08月24日 17:08  あの日、 真っ青な空の中、 ツインタワーに吸い込まれるように 飛行機が、 突っ込んで行き、 あっと言う間に ビルは、 崩壊。

 テレビの映像に釘付けになり、 震えが止まらなかったのを 思い出します。

 夕子さんの写真を 見て、 改めて あの日の衝撃の凄さを 感じます。

 亡くなられた方々の冥福を 心から お祈りします。  (v_v) らいおん 2008年08月24日 17:17 写真って呼吸してますね。この写真を見ながらそんな事を感じました。

須藤さんの写真から
『息づかい』が聞こえてくる感じです。 チョコちゃん 2008年08月24日 17:20 あの時は自宅でTVを見ていて
2機目がビルに突っ込んでいくのを
リアルタイムで見てしまいました。

でもその映像は非現実的に思えました。
これらの写真のほうが現実感がありますね オンリー 2008年08月24日 17:47 なんて人間はおろかなんだろう いまだにどこかで殺し合いをしている
平和は簡単に手にいれられないものなんだろうか
ひとりひとりが 絶対平和にしなければと強い意志をもたなければいけない。
写真を拝見して 心が 動きました。 everyellow 2008年08月24日 17:48 このニュースをみたとき
自分はイタリアに住んでいて、
その前に、イタリアでスキーにいったときに
現地で散り合って アメリカ人男性二人の一人が 国際弁護士で
このニュースのときに
CNSのニュースに出ていた。

このニュースは自分にとっても本当に大きかった。
知り合いがNYに住んでいて、無事なのか?連絡をしたけど
ぜんぜんつながらなくて。すごい心配した。

飛行機を墜落させた人にも自分たちの訴えがあったとは思う。
でも 2062人の人たちの
生命と未来を一瞬にして奪いさるということは
あってはならないと思う。
自分はアートディレクターをしているけど、
音楽とか、もの作りをしているときに思うことは、
自分の作ったもので一瞬でもその人たちの心を豊かにできるものを作りたいと思っていつも制作している。見る人の気持ち、思いやりみたいなものを持っててやっていけたらと思う。


2062人の人たちを一瞬で幸せにしてあげれるようなことができたらと思います。

須藤さんのこの写真はすごい貴重だと思う。
この光景をみんな忘れちゃいけないと思う。
こういう事実を忘れちゃいけないんだと思う。ずっと。。。

人は人を幸せにできるけど
人は人を不幸にすることもできる。

このようなことがもうあってはいけないし、
そしてそのためにも多くの人にこのことは知ってももらわないといけないんだと思います。


写真って、
その時々の 幸せだったり、喜びだったり
不幸だったり、悲劇だったり、美しさだったりが
一枚、一枚の中に残っていくってすごいと思う。 よっし~。(^▽^)ノ 2008年08月24日 18:09 この時
おやすみで、家にいたからリアルタイムで
飛行機が突っ込むところを見ました。
一度に何人もの方が亡くなった瞬間でしたね
人間て、ときに愚かなものだと痛感し
かけがえのない命が奪われた事に悲しくなりました。
写真の力って、凄いですね よしだめぐみ 2008年08月24日 18:15 ごめんなさい。うまく言葉が出てきません……
胃がキリキリしてます。

現像を決意した須藤さんに深い敬意の念を感じます。 おかちゃん 2008年08月24日 19:15 衝撃的な写真ですね。 ようちゃん 2008年08月24日 20:00
あの日は、映画でも見ているんじゃないかと、テレビの前で震えていました。

亡くなられたかたの、ご冥福を祈ります。

michael@禿さん 2008年08月24日 21:57 一ヶ月くらい前にこのことについてネットでいろいろ調べていました。

一般人が投稿した動画(飛行機が突っ込みビルが崩れるシーン)みたときはポカーンとしたというかなんというか。

普通に生活している上ではありえない光景を次々と目の当たりにしたのは本当に衝撃でした。

二度とこんなことが起こってはいけませんよね。

りりっぺoO 2008年08月24日 22:02 テレビでみたあの日の光景は、まるで映画を観ているかのようでした。
徐々に現実だということに気付かされ、でも自分が何も出来ない小さな存在だったのを感じていました。

写真は真実を語ります。
私も写真で、出来ることならフィルムカメラで、今を残していきたいと思っています。

夕子さんのお仕事って、ほんと素敵な仕事ですね!

テクマクマヤコン 2008年08月24日 22:08 いまだにこの出来事を
思い出すと

心が痛くなります。
ミファ男 2008年08月24日 22:25 昨年グラウンドゼロを訪れた時。
壁に掲げてあったメッセージ『Think Back, Go Forward』
が心にぐさりと突き刺さりました。
この日記、そして写真群をみて、その意味を再び咀嚼しているところです。 サンタ 2008年08月24日 22:57 あの時テレビで見ていて、まるで映画でも見ているかのような、あっさりと多くの命が奪われていく光景が信じられませんでした。

あれから何を学ぶか…。

大きな悲劇だけではなく、今日も世界で起きてる小さなことも同じく見て、活かさなくちゃいけませんね~。 テイダー 2008年08月24日 23:25 自分はあの時高校生でバイトが終わって更衣室で追突の瞬間を見ていました。事件の映像なんて記憶に残ることはないのに、この映像はなぜか覚えています。ただこの時は大変なことが起こったと第三者的な認識しかなかったと思います。あれから7年の時が経とうとしていて、時間が経つにつれて自分の中で平和への意識が高まり、次第にあの事件が自分の中で大きくなっていました。今の職業につく理由の一つにもなりました。貴重な写真、体験談ありがとうございました。 くろ☆ねこ 2008年08月24日 23:28 911の日には、当時付き合っていた彼女と電話をしていました。
その途中、「テレビをつけて」と言われ、見えたのは、ツインタワーに一機目の飛行船が衝突した映像が繰り返し流されていました。
その後ですぐに、二機目の飛行船が衝突。
電話の向こうでは、彼女の妹が得体の知れない恐怖に震えている、と彼女は言っていました。
「ねえ、どうなるの?(世界は)どうなるの?」と・・・。

その時に映像を見ていても現実感が沸きませんでした。
むしろ、国家としてのアメリカには傲慢さを感じる所があり、同情は余り感じませんでした。

それから後、当時勤めていた職場では入り口の検問が一層厳しくなり、アフガニスタンとイラクがアメリカに爆撃され、イラク戦争の後、何人もの知人がイラクに派遣されました。

911の後、自分自身の周辺にも影響が現れた事は確かです。
確かに世界は変わってしまったのだと思います。
傲慢な一方での、アメリカの無邪気さも、久しく失われている様にも感じます。

写真を見ながら、色々と取りとめのない事が浮かんで来ました。
まるまる 2008年08月24日 23:33 あの日は、部屋で一人でテレビを見ていて、
目にあの映像が飛び込んできました。
一瞬で鳥肌が立ったのを覚えています。

今回、須藤さんの写心がその瞬間をとらえていて、
生々しく感じ、また鳥肌が立ちました。

この出来事から自分は何を学べるのか、
そして何を学ばなければならないのか。
くぅチャン 2008年08月24日 23:48 あれから7年なんですね…。あの日の映像は、一瞬何なのか訳が分からず、自分の目を疑いました。
忘れてはいけない事だけど、時間と共に薄れていく中、夕子さんの写真によって、また改めて色々考えさせられました。 俊哉 2008年08月25日 00:08 911の時は、TVで偶然生放送で目撃し、衝撃を受けました。
そして僕も昨年、現地に行きましたが、まさに衝撃でした。

今も、その時の思いがよみがえると同時に、笑顔泥棒さんの見た光景を共有し、改めてその悲惨さを感じています。

今よみがえる、生々しい写真。驚きと同時に、
その意味を自分でも今一度考えたいと思います。

無くなった方の冥福をお祈りします。 ユキ 2008年08月25日 01:17 初めてコメントします。
あのとき私は、留学中のイタリアで、いろんな国の人と一緒に生活してました。
ちょうど夕方お昼寝をしていて、鍵のかかってなかった私の部屋に
デンマーク人の友達がかけこんできて、テレビのあるホールに
連れて行かれました。
寝ぼけた頭で観たテレビの映像、それをみるみんなの顔が
現実のものではない感じがしました。
シーンとした中で、テレビの音声だけが頭の中に響いて来て・・・

あの事件を起こした方の国の人、事故のあった国出身の人。
どちらの人も一緒の学校にいて、私達の小さな学校も
あれ以来違った関係になった人たちもいたりもしました。
なぜか暫く国際電話がかけられなくなったり・・・

犠牲になった人たちの、それぞれの普通の生活が
一瞬にして消えてしまったんですよね。

いろんな事を考えさせてくれた、写真をありがとうございます。 カメラマン★笑顔泥棒 2008年08月25日 03:13 みなさんそれぞれに
いろんな思いを書いていただいてありがとうございます。
真実は明かされてなくブッシュやアメリカ政府の謎も深まるばかりで
何が本当なのか分かりません。
この事件には裏が多すぎて、誰が何のためなのか?未だに分からない事ばかりで腹がたちますね。
真実はいつ暴かれるのか?
ペンタゴンに突っ込むはずの飛行機はいったいどこへ行ったのか?
ブッシュが誰も見てない放送していないツインタワーに突っ込む一機目を見たとなんでテレビで話してしまったのか?
911の数ヶ月前にWTCにテロ保険をかけた新しい管理者?所有者が
莫大な金額(80億ドル)を後で貰っているのはなぜか?


知りたいです。

ちゃめ 2008年08月25日 08:49 この事件は奥が深すぎて、うまく表現できませんが・・・

ひとつ言えることは、多くの犠牲者が出ていること・・・

欲を満たすための、代償にしてよいのかということ・・・ 紗 2008年08月25日 09:59 本当に大きな謎が残る事件でしたね。

テロも許せませんが、テロを口実に「正義」の戦争を仕掛けた国々も許せません。
結局、奪われるのは政治や権力闘争とは何の関係もない市民の命ばかりですから。
たろう 2008年08月25日 10:50 一ヶ月近く後のこととは思えない、臨場感のある写真ですね。

事件の真相はどうあれ、結果として、多くの犠牲があったことだけは、紛れも無い真実ですね。

一見、笑顔泥棒さんの写真の路線とは対極にあるようですけれど、こういう悲しみの向こうに笑顔があるんだなあとも、思ってみたり・・・ cнiнÅяц★.' 2008年08月25日 13:53 あの日、私も実家で父親と
TVを見ていて突然の衝撃映像に
それまで感じた事のない恐怖と
不安を感じたのをよく
覚えています。

当時まだ二十歳だった私は
最初は旅客機の事故位に
思っていましたが
次々と起こる映画のシーンの
ような信じたくない現実…。

ただの事故なんかじゃない…。
アメリカはどうなるの…
世界はどうなってしまうの…
TVから目を離す事もできず
ただただ呆然としていました。

あの日亡くなった
2062人の方、そして
そのご家族や、ご友人や
沢山の方の人生が一瞬にして
変わってしまったんですよね…

まだ1ヵ月も経たないうちに
現地に足を踏み入れた
須藤さんのプロとしての意識と
いうか一人の人間としての
勇気、生き方
とても私は尊敬します。
人は悲しいもので
時間が経つと忘れていきます。

でも写真や映像を見て現地の
方のお話等を聞く事により
思い出す事ができます。
忘れてはいけない。
絶対に記憶に残して
いかなければならない現実。
これからも世界に
写真で大切な事を伝えていく
須藤さんのご活躍を
期待しています。 カメラマン★笑顔泥棒 2008年08月25日 15:06 7年間このネガを仕舞いこんでいたのは
なんでなんだろうか?って思いました。
たくさんのカメラマンがあの現場に世界中から行ったはずです。
それはお金になるからという理由もたくさんあると思います。

私は
この現場には写真を撮りたくて行ったわけではないんです。
お金にしようと思った訳ではないんです。

この時代に自分が生きている事を感じたかったのと
何でも感じて学んで行動したいと思ったからです。

たぶんこの先の自分が行動する事が
この2001年に私が感じた事につながるのではないかと思います。

本当にたくさんのコメントありがとうございました。

常に疑問を持ち、自分のために考えましょう

ASK questions Think for yourself
Wake up and you will make the distance

Posted by Yuko at 2008年08月24日 17:54

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