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2007年04月29日
そのオーラ犯罪です 松本人志
松本人志(43)が初監督
「大日本人」
企画・原案・主演の三役を松本がつとめる。
彼がこのプロモーションのため
私たちの前に、姿を現した。
撮っちゃいました!!!!!
ハリウッド俳優など取材依頼が多い場合
撮影はホテルの大広間などに全媒体を集め
場所取りをしてカメラマンがライトを各自セッティングをし、
そこを被写体が回っていくというパターンがあるんだけど、
日本人でこれをやるのっってほとんど聞いた事がない。
リチャードギアやオーランドブルーム、チェジウなどの撮影などもこのパターンだった。
写真嫌いというかカメラマンや編集者やライターの印象が
彼の中で悪いんだと思うけど、
この人はなかなか取材を受けてくれなくて有名な人なんです。
「松本人志の撮影なんだけど」と編集の峰島さんから電話があった時は、「え?!嘘でしょ?!」
私を驚かそうとしてるんだろうと冗談だと本気で思った。
松本を撮れるなんて夢みたいだった。
半蔵門の某ホテル
1時間以上彼の入りを待つ。
待ちすぎて椅子もないので、
みんな地べたに座って雑談
やっと、やっと
「松本さん入ります」の声。
本物登場、会場にいる100人以上の人に緊張が走り、
静けさの中で撮影が始まりました。
やっぱりへの字口でしかめっ面
彼なりに頑張って相手に敬意を表しているようにも見えたが
、、、。
カメラマンは20人くらいいて
私の順番は最後から3番目
松本さんも疲れてるし、面倒そうにカメラマンの前に立つし、
私もド緊張で、ちゃんと喋れなそうだし、
あー怖い怖いと思ってた。
他のカメラマンが撮っているのを見てても
誰も松本さんと打ち解けている様子はない
ピクリとも笑わず、動じず同じ顔をずっとしている。
そうだ私は「笑顔泥棒」なんだ!
と心の中で唱えた。
きっと笑ってくれないと思ったが
「ほんとに、カッコいいですね!」と心を込めて言ったら
ハニカミ笑顔をしてくれた!!(「やった!」)
笑ってもらえたついでに、
「もうちょっと笑ってもらえますか?」
こんな台詞を今までのカメラマン人生で言った事はない。
しかも声もちょっと ふるえてた。
笑ってくれないと思ったが、
「はい、いいですよ。」と
ジャケットを少しあけて、ちょっとポーズまでしてくれて
カワイイ笑顔。
目の奥が優しかった。
しかめっ面からハニカミ笑顔に変える事が
こんなに大変な事なのかと、今日はとっても勉強になる撮影だった。
いい仕事をした後はお腹が空く。
すっごく美味しい物を食べたり、素敵な出会いがあったり、いい事があった日は、誰かに話を聞いてもらいたい。
夜、一番話を聞いてもらいたい人から電話があった。
元気の源は君の「頑張って」の一言だったりします。
Posted by Yuko at 2007年04月29日 16:17
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