2005年10月25日
小渕優子さん撮影 ~涙のわけ~
美しい人にはドラマがある。美しい人には、理由がある
衆議院議員 小渕優子さん、ショートカットにスレンダーボディ。
洗練されたファッションセンス、議員バッジがお洒落にかっこよく見え「これどこで買ったんですか?」と思わず聞いてしまいそうになった。
衆議院第二議員会館、元小渕首相の部屋をそのまま彼女が引き継いでその椅子に彼女が座っている。
撮影に入ると「どうすれば、いいですか?何でもやるので言ってくださいね。」 元TBSのADを経験している彼女は、こちら側の苦労を本当に理解していて、私が楽になるようにと言葉以外でも小さな配慮がたくさんあった。
2時間のロングインタビュー、「小渕優子の歴史」にぐっと引き込まれて、そのストーリーに入っていた。
最後の30分、私はずっと涙が止まらず、声が出そうになるくらいだった。
皆さんもご存知小渕首相の娘さんである優子さん、お父さんが大好きで、子供の頃からお父さんに認められたいという思いが強かった。末っ子の優子さん15歳には、お父さんの選挙運動のお手伝いをするようになって、やっとお父さんの仕事が理解できたが、それまでは沢山寂しい思いをしたり、お父さんが政治家だというだけでイジメにあったりとツライ事がたくさんあったみたいです。
優子さん、TBSを退職して、お父さんの元で働いている時、沖縄サミットの1年前、語学留学のためにイギリスへ行っていた最中に首相が倒れた。
優子さんは友達とその日ギリシャへ友達と遊びに行っていた、ボートを漕いで岸へ戻ると大使館の人がずらり並んでいる。
「何か、あった、、」 ボートを降りて、そのままの姿で日本へ!
帰国するためフランス経由で日本へ戻った。
シャルルドゴール空港で乗り換え、ベンチで1人地獄のような4時間。飛行機に乗ると日本の新聞をすぐに貰いお父さんの様態が詳しく書かれているのを読んでまた号泣、12時間のフライト。
どれだけ辛かっただろう。。。
お父さんの看病をしながら自分が政治家になるのか、ならないのか?をずいぶん悩んだそうです。
もしならないのなら、死んだように生きるしかない。それなら、この病室14階から飛び降りて死ぬかどちらかしか自分の道はないとまで思いつめたそうです。
本当にお父さんが大好きだったんだなと、私も撮影中、すごく感じた。「後ろのお父さんの写真、フレームの中に入れましたよ」と言うと嬉しそうな子供の顔になる。
編集の岩下さんが、部屋の中のお父さんが書いた書も、素敵な言葉ですね、と話すと、優子さんは涙が溢れ出そうな表情になる。
「お父さんが政治家として蒔いてくれた種がたくさんあるんです、それを咲かせるのは私の使命なんだと思います。」
実は私と小渕優子さん、なんと同じ年。
もう自分が恥ずかしくて恥ずかしくて、掛け算ができない中学生の気分。
「美人」には、それなりの理由があるんだと思った。
愛されて育った人は、上手な愛し方を知っている。苦しみや悲しみを知っている人は、乗り越える強さがあり、誰かを守る強さがある。
この人なら日本を守ってくれるような気がすると、漠然とですが思いました。優子さんが首相になる日が絶対にくるような気がします。
Posted by Yuko at 2005年10月25日 17:16
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Comments
こんばんは。今日、自分は『九州・沖縄サミット』開催5周年記念展示会に行ったときに、小渕首相を思い出しました!今日、優子さんのことを、このブログで知ることができてよかったです♪
Posted by: マサラッキ at 2005年11月03日 20:50