2005年07月06日
TARNATION試写を見る
歯磨きって難しいのね。
たぶん25年ぶりくらいに歯磨きのやり方を他人から教わった。
歯医者さんのお姉さんが、優しく指導してくれるんだけど、遠まわしに「ちょっとアンタ何年間違った歯ブラシしてきたの？」と言われている気分で恥ずかしい。
最後に受付で「はい、この歯ブラシを今日から使ってくださいね」と渡されました
今日はターネーションというドキュメンタリー映画をヘラルドの試写室にて見る。
自分や家族を私も撮影する事はほとんどないのだが、というのも、一番愛している物を客観的に撮る事は容易ではない。
この映画の何がすごいって「撮り続けた事」だ。
輝かしい未来に向かって自分を情熱大陸みたいに撮る事だったら、何年も撮る事は比較的楽なことだと思う。
自分のボロボロの生活、見たくない、聞きたくない事実を記録するという作業。
簡単にできることじゃない。
むしろ、撮る事で気持ちを落ち着かせてきたのかもしれない。
この映画の途中あるシーンで、ドッと涙があふれた。
家族ってなんだろ？と考えながら、私は先進国の幸せな子供達の笑顔を撮り続けてきたが、自分が無意識にレンズを向けてきた子供達の写真は、緊張の中の緩和のひと時なんだという事を今日初めて分かった。
青山でロケ場所をぐるぐる探していた。
まだ青山にもこんなノスタルジックな場所残ってるんですね。
ターネーション
アメリカ映画評論家支持率92％！
100を超える全米映画評論家が2004年ベスト10に選んだ感動作
「エレファント」のガス・ヴァン・サントと、「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」のジョン・キャメロン・ミッチェルを涙させた新たな才能
Posted by Yuko at 2005年07月06日 00:48
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